自己実現学交流編

まつむら塾が扱う、「自己実現」、「国づくり」そして「チャレンジ」の3つのテーマは、僕自身の課題でもある。
いや、正確に言えば、僕自身の課題をようやく3つのカテゴリーに集約できたので、これらを僕と一緒に学ぶのが「まつむら塾」だ。
僕は自分がやりたいと思うことをやりたいし、僕の願いが叶う世界で暮らしたいと本気で考えているが、その理由は「誰もがそう願っている」と思うから。
なので、僕は自分が行き詰ったり、道に迷った時は、必ず誰かに説明して、それに対する意見を聞く。
面白いことに、たとえ誰からも意見がもらえなくても、自分から問いかけるだけでそれを聞いた自分が自分に意見を言いたくなる。
このメルマガは、まさにそのためのツールであって、返信の有無が僕の問いかけの面白さを的確に教えてくれる。
まつむら塾の議論は、僕にとって極めて有意義かつ面白いので、それは参加者にとっても同じはず。
少なくともそう思ってくれる人だけには価値ある気付きや学びを提供できるので、対価を頂くことにした。

こんな呼びかけに対し、早速反応してくれた方がいたので、まずは入り口として「自己実現ガイダンス」を受講していただいた。
約2時間の議論の後、「とても興味が湧きました、この後はどうすれば良いんですか?」と問われたので、「好きな科目を選んで受講して下さい」と答えると、二人は「自己実現学・交流編」を一緒に受講したいと言い出した。
これには驚いたと同時に、嬉しくなった。
自己実現学は、起業編、交流編、地域編、創業編の4編で構成されるが、1番目を飛ばして2番目の交流編を選ぶのは、このプログラムの意図に反するけれど、今の僕は共感できる。

「自己実現学」は、かつて世田谷ものづくり学校で開催した「起業マインドサイト」の名前を変えただけのプログラムで、ほぼ10年ぶりの開催だ。
その間僕の脳内では、様々な変化が起こったはずだが、プログラムの内容を修正しようとは思わない。
むしろ、当時のプログラムに対する違和感を感じるなら、その気づきこそ大切にしたい。
そんな訳で、プログラムを順番通りに聴こうとしない受講者に、僕は魅力を感じた。
だが一方で、早速決まった日程が明後日から始まること。
久しぶりの上にプログラムの順番が違うので、特に導入部の組み立てを考え直す必要が有る。
でも、これこそがまつむら塾の醍醐味であり面白さだ。
という訳で、今日はこのことについて書きながら、頭をリフレッシュするのがこの記事の目的だ。

交流編で学ぶのは、自分のやりたいことを、自分や周囲の人々に伝え、賛同を得て動かすやり方だ。
コミュニケーションの基本は、相手の身になって考えることだが、ここで必要なことは、相手が自分の身になって考えてくれるようになること。
そのためには、自分を知らなければ相手に自分を知ってもらうことなど出来ないので、自分自身のことを知ることから始める。
ただし、ここで言う「自分自身のこと」は、飛ばした「起業編」で学ぶので、ここでは掘り下げないようにしながら、5つの考察に挑みたい。
1.二人の自分・・・相手に対する自分と相手の身になる自分_10/3
2.清書の意味・・・相手に伝えることを前提に書くこと_10/24
3.表現の工夫・・・伝えるために行う様々な行為とは_11/21
4.伝達の確認・・・何が伝わったのか相手に尋ねること_11/28
5.感動の共有・・・相手の感動の内容を自分も知ること_12/12


当面の間、まつむら塾は自主的に日程を定めず、受講希望者ありきで融通しながら運営していきたい。
それは、あくまで「リアル開催」と、「多人数開催」にこだわるから。
今回の「交流編」に限らず、まつむら塾は「松村を含めた学びの場」なので、参加者全員の心と頭と体を総動員して、みんなで感じ、考え、行動する。
その際、オンラインでは伝達情報は少なすぎるし、松村とマンツーマンでは寂しすぎる。
今後もこうした「突然開催」が有り得るので、都合がつかない講義の補講もこまめに開催したいと思うが、それにもまして、複数人で学び合うことの大切さを皆さんと共有したい。
なので、世田谷の笑恵館であれば、365日・24時間いつでも対応可能だが、もしも複数人が集まってくれるならどこへでも出かけて行きたい。
セミナーの内容は、集まった方たちのニーズに合わせて、講義60分+演習60分を基本に自由にアレンジする。
また、初回は「ガイダンス」として無料で開催するので、交通費など実費だけ負担していただければどこへでもお邪魔したい。
僕としては、現場を見たいので、むしろ呼んでいただけた方が嬉しい。
以上、今日は思いのたけをぶちまけてさっぱりした(すみません)。