- 所有権という力について
- 民法の全体像と所有権の位置づけ
- ヨーロッパの所有権と、日本の知行
- 所有権を売って手放す所有者達
- 所有権を使うために知るべきこと
目次
① 所有とは何か(所有権の持ち方について)
- 所有と所有権
- みんなの土地
- 労働力の支配
- 近代的土地所有
- 土地の売買
- 所有権の持ち方
■与えられる所有権
- 返せない土地
- 民有地の捨て場と受け皿
- 領有と外交
- 戦争と平和
- 相隣関係
- 所有権と財産権
■与える所有権
- 様々な与え方
- 占有権と自力救済
- 与える範囲
- 地上権について
- 土地と建物
- 地上権の期限
■分かち合う所有
- 共同所有
- 共有の全体像
- 共用部分
- シェアリング
- 地主抜きの共有
② 自由とは何か(所有権の中身について)
- 所有権の中身
- 使用・収益・処分の意味
- 自由と権利
- 権利と権理
- 所有の意味
- 3つの権利の検証
■自由に使用する権利
- 自分で使用しない自由
- 土地使用の多様性
- 使用に関する自由と責任
- 土地所有の使い方
- 土地使用の多様性を広げ許可する自由
■自由に収益する権利
- 自分で収益しない自由
- 土地収益の多様性
- 収益に関する自由と責任
- 土地使用の稼ぎ方
- 土地利用収益の多様性を模索する自由
■自由に処分する権利
- 自分で処分しない自由
- 処分の多様性
- 処分に関する自由と責任
- 土地使用のための処分方法
- 土地利用を促進するため多様な処分を行う自由
③ 権利とは何か(所有権の義務について)
- 所有権の民主化
- やらない権利
- 義務の目的
- 土地基本法
- 土地政策の理念と義務
-
■第二条、土地についての公共の福祉優先
- 土地基本法 第二条
- 土地とは何か
- 公共の福祉
- 憲法の定め
■第三条、適正な利用及び計画に従った利用
- 土地基本法 第三条
- 自然的諸条件
- 社会的諸条件
- 経済的諸条件
- 文化的諸条件
- 4つの同時成立
■第五条、価値の増加に伴う利益に応じた適切な負担
- 土地基本法 第五条
- 適切な負担
- 税制上の措置
- 売買前提の政策
- 地域での負担
- 負担という目的