やらないことを勧めるな

昨年秋、ビジーネスリーグというプロジェクトを旗揚げしたのですが、あまり盛り上がらないまま、もう2月になってしまいました。

各所からお声もかかりご説明に参上すると「素晴らしい、是非参加したい」と好評、その後何も起きないのは「何かがいけない」と考えるべきだと思います。

こういう時、自分が感じる「違和感」が手掛かりです。

ちょっと自分の胸に手を当てて考えてみると、すぐに思い当たることがありました。

それは、「なぜうまく行かないのに困らないのか」ということです。

困っていないのに真剣にはなれませんし、そもそもやるべきことなのかどうかも疑問です。

「困っていない自分が原因」だとすれば、その理由は明白です。

「他人に勧めておきながら、自分はやってないじゃないか!」と、僕はすぐに気付きました。

僕がやろうとしているのは、「自分のやらないことを、他人に勧めること」でなく、「自分がやっていることを、もっとみんなに勧めたい」だったのだと。

そこで早速行動に移すことにしました。

僕の目的は、「夢の実現に挑むチャレンジ()の、標記方法を統一する」こと。

様々な起業をサポートしながらいつも感じるのは、「起業する人同士の刺激こそが起業を育てる」ということです。

そこでまず「目的」を明確に描いてから、「方法」を考え、それにふさわしい「名前」を付けることが、新たなチャレンジを思い描き、伝え、賛同を得るための、僕の提案です。

この【目的+名前+方法+自由イメージ】の形式を「ビジーネス・フォーマット」と名付け、まず以下の手順で実行します。

  • 1.僕自身の事業や提案をすべて「ビジーネス・フォーマット」で表現し、事例をたくさんお見せします。
    →まずは、ビジーネスリーグのエントリーを「ビジーネス(人間)」と「チーム(空間)」と「ゲーム(時間)」に分け、たとえ不完全でも統一フォーマットで表示します。
  • 2.現実の事業=で行われる様々な活動を、「ビジーネス・フォーマット」で表記するようにするため、このプロジェクトが誰もが普段から活用できる仕組みであることを示したいと思います。
    →まずは、笑恵館クラブの利用者に対する説明やアドバイスを開始し、笑恵館とビジネスリーグ双方のHPに掲載できる仕組みを作ります。
  • 3.「ビジーネス」で交流するイベント(ビジーネスフェア)を開催し、「ビジーネス」の作り方を学び、実際に作り、互いに発表し合って交流する機会を提供します。
    →まずは、3月6日(日)【ビジーネスフェアinシェア奥沢】を開催しますで、そこでお目にかかりましょう!