A11_5.どこ(where)という疑問

■どこ(where)は、空間

  • 「どこ(where)」が問う空間とは、「あなたのやりたいこと」を映画に例えるなら、シーンや状況設定のこと。
  • この世界の中の一部の場所やモノを選び、それらと私たちの関係を説明するための疑問です。
  • その代表が、「外」と「内」、そしてその境界の「かたち」の3種類で、私たちはその内側にいるときは「空間」と呼び、外側にいるときは「モノ」と呼びます。
  • そして私たちは、空間を5感で認識します。
  • したがって、空間には、見たり、聞いたり、触ったりと感じることすべてが含まれます。
  • 手触りや匂いなど、目に見えなかったり説明が難しくても、確かにそこに存在する者ならそれは空間です。
  • そこでまず、「あなたのやりたいこと(100文字)」の中から、すべての場所やモノを抜き出してみてください。

 

■どこ(where)は、形容詞

  • シーンや状況設定は、当然のことながら「形容詞」で書かれているはずです。
  • 空間は、「山」とか「空」といっても何も頭に浮かびませんが、「高い山」とか「青い空」と言うことで初めて意味を持ちます。
  • この形容詞が、5感でどう捉えたか、つまり自分と空間の関係を説明することになる訳です。
  • 形容の内容は、「高い」などの程度や「青い」などの特徴です。
  • これらを使って、私たちは空間を比較したり区別したりするわけです。

 

  • シーンや状況設定の一切ない映画があったとしたら、それは暗闇の中で沈黙を楽しむ映画になるでしょう。
  • その映画にはタイトルだけがあって、5感を通じて得られる情報は一切ありません。
  • もしもその沈黙から、何かを思い描くことができたなら、それも間違いなく空間です。
  • したがって、あなたのやりたいことを思い描くとは、その空間を描くことそのものです。
  • 何もない状態を実現と呼ぶわけにはいきません。

 

■どこ(where)が足りない時

  • そんなときあなたならどうしますか。
  • 僕は迷わず「場所を決めること」をお勧めします。
  • あなたが「漠然」と説明するのはそれほど難しくないでしょう。
  • しかし、それは自分だけが判っている、いや、判っているつもりになっているだけのこと。l   実現に欠かせないのは、「現実」のことを説明することです。
  • 少なくとも、自分のやりたいことを「実現する場所(モノ)」はどこなのか。
  • それを書かずに進めることはできません。

 

  • そもそも空間とは何でしょう。
  • 同じ青い空を見ても、誰もが元気になるとは限らず、悲しい思い出のある人は違う気持ちになるかも知れません。
  • 同じ家に暮らしても、きちんと片付けて広々と暮らす人と、荷物をだらしなく散らかして狭苦しく暮らす人がいるでしょう。
  • 問題は、自分にとってそこが「また来たい場所」なのか、「二度と来たくない場所」なのかということが、理由と目的に深く関わっているということです。
  • 空間とは、私たち人間にとって、出発点(理由)と到着点(目的)の双方を表すのかもしれません。
  • だから、「初めから欲張らず」あなたの映画の初めのシーンとラストシーンの説明にチャレンジしてみてください。

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