A11_3.どうやって(how)という疑問

■どうやって(how)は、十分なやり方

  • 「どうやって(how)」は方法ややり方を問う言葉です。
  • ここで注意しなければならないことは、方法を名前や目的と一緒ごたにしないことです。
  • 例えば、「健康のためにヨガ教室をやります」の「ヨガ教室」は方法でなく名前ですし、「一生に一度でいいからエベレストに登りたい」の「エベレストに登る」は方法でなく目的です。
  • 目的を実現し、その名前にふさわしい状況になるための具体的な方法が「どうやって(how)の答えです。
  • そしてもう一つ、その方法を実行すれば、必ずやりたいことが実現しなければなりません。
  • 「やらないよりはまし」とか「やった方がいい」ではだめです。
  • 十分なやり方とは、「やれば必ず実現する方法」という意味の言葉です。
  • あなたの100文字から、「どうやって」実現するのかを抜き出してみてください。

 

■方法はいつも、動詞

  • やり方や方法は、行動を示す言葉なので、必ず「動詞」を含む言葉です。
  • ですから「ヨガ教室」はやり方とは言えません。
  • 「ヨガ教室をやりましょう」と言われてそれをできる人は、すでに「ヨガ教室」のやり方を知っている人だけです。
  • しかし、その人が知っている「ヨガ教室」は、果たしてあなたのやりたい「ヨガ教室」と同じものでしょうか。
  • それを確かめるためにも、「ヨガ教室」を「どうやってやるのか」をきちんと説明する必要があります。
  • また「エベレストに登ってください」と言われても、普通の人なら「どうやって登るんですか?」と問い返すと思います。
  • 例え「動詞」を使っていても、その言葉から具体的なやり方がイメージできなければ、実行することはできません。
  • いつも「どうやって?」を繰り返し、行き着いた「動詞」が方法です。

 

  • したがって、最適な方法は人によって様々で、答えは一律とは言えませんが、少なくともあなたが伝えたいと思う相手が「実現を想像できる方法」である必要があります。
  • 「自分のやりたいこと」が実行可能な「動詞」を伴わず、「名詞」や「形容詞」ばかりでできていると、賛同や共感を得ることはできても、行動が伴わず、いつまでたっても実現しない夢物語になりがちです。
  • しかし、誰でも「どうやって」が判るくらいなら、この塾は要りません。
  • 「どうやって実現するか」こそが、この塾の核心です。

 

■どうやって(how)が足りない時

  • そんなときあなたならどうしますか。
  • 僕は迷わず「当たり前のことを書いてみること」をお勧めします。
  • あなたが「自分のやりたいこと」を主観的に書くのはそれほど難しくないでしょう。
  • しかし「方法」とは、あなたの目指す実現を客観的に説明することです。
  • 例えば「エベレストに登る」というあなたの願いを傍から見るのが客観です。
  • ヘリコプターで登るのか、歩いて登るのか、あるいはゲーム空間の中で登るのか。
  • 「そりゃ、歩いて登るにきまってるだろ!」とおっしゃるかもしれませんが、書いてなければわかりません。

 

  • どうやって(how)の作り方は、次のセッションでお話しします。
  • それは、本当の「方法探し」を始める前に、まずは説明不足の「当たり前」を言葉にする必要があるからです。
  • とにかく常に「どうやって」と自問して、「当たり前のこと」を書くことです。
  • とかく正しいことは、当たり前のことなんです。
  • やがてあなたが、自分のやりたいことを説明できるようになった時、「なあんだ、こんなことだったのか」というかも知れません。
  • 答えとはそんなもの、あなたが知っていることに中に答えはあるんです。
  • だから、「横着せずに」具体的、客観的な説明にチャレンジしてみてください。

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