A11_2.なぜ(why)という疑問

■なぜ(why)は、理由+目的

  • 「なぜ(why)」は理由を問う言葉です。
  • 「あなたのやりたいこと」には、そう思い立った理由があるはずです。
  • 例えば、何か困ったり、楽しかったり、具体的にあなたが何かを感じたり体験したことであり、それは「あなたのやりたいこと」の出発点のようなものです。
  • そして、その理由をきっかけにあなたが「何かを目指す」なら、それがあなたの「目的」です。
  • 例えば、困ったことを解決したいと思ったら、その「解決」が、楽しかったことを他人に教えたいのなら、「教えること」が目的です。
  • 先ほど「理由(why)」を出発点に例えましたが、そこから生まれる「目的(why)」はまさに到着点(ゴール)のようなものです。
  • 「なぜ」は、あなたが「どこ(理由)からどこ(目的)に行きたいのか」を問う疑問だと言い換えてもいいでしょう。
  • あなたの100文字から、「なぜ、何のため」なのかを抜き出してみてください。

 

■理由はいつも、形容詞

  • 理由は「感じたことや体験したこと」と述べましたが、さらに具体的に言うと、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触るなどの五感で世界を感じることです。
  • したがって、理由を表す言葉は、「大きい、うるさい、怖い、寒い」などの形容詞になります。
  • 「理由と目的」を「出発点とゴール」に例えれば、「大きいから小さくしたい、うるさいから静かにしたい、怖いから安心したい、寒いから温まりたい」という風に、そこで感じる内容や程度を表す言葉になります。
  • この「理由や目的」に共感する人は、あなたと同じきっかけで、あなたと同じゴールを目指す人何で、必ずあなたのやりたいことに興味を持ちます。
  • だから大切なことは、この「理由と目的」が、誰にでも理解できるように解りやすいことです。
  • もしも、予備知識や専門知識を必要とする言葉が使われていると、それを知らない人には理解できなかったり誤解を生じます。
  • だから、誰にでもわかるように説明したければ、「10歳の子供にもわかる言葉」で語る必要があります。l

 

  • また、形容詞は「比較」を示す言葉で、何かの基準より「大きい」とか「怖い」と示すにすぎないので、その基準や対象を具体的にすることが大切です。
  • この点においても、出発点とゴールは、まさに比較の基準かつ対象ですので、必ず理由と目的の双方を明確にしたいものです。
  • ところが、「自分のやりたいこと」を読み返してみると、理由と目的の片方しか無かったり、どちらも見当たらないこともありがちです。
  • しかし、自分のやりたいことに「理由も目的もない」などということはあり得ません。

 

■なぜ(why)が足りない時

  • そんなときあなたならどうしますか。
  • 僕は迷わず「恥ずかしがらずに書いてみること」をお勧めします。
  • あなたが「自分のやりたいこと」のうち、「理由」を書くのはそれほど難しくないでしょう。
  • しかし「目的」とは、あなた自身の「夢・願い・思い」のことです。
  • もしも、「自分のやりたいことを実現する」を、「夢を叶える」と言い換えると、あなたは照れ臭いと感じませんか。
  • 実際に多くの人は、自分の目的を「恥ずかしいから」書けずにいます。
  • 子供のころは、あんなに夢を語っていたのに、どういて大人は夢を語れないのか。

 

  • 確かに、すでに体験済みの「理由」に比べると、これから目指す「目的」を語るのは難題です。
  • でも、絵空事ばかり口走るお調子者もいるわけで、過去より未来が難しい訳ではありません。
  • むしろ、多くの人は未来を語る機会が少なく、不慣れなせいだと思います。
  • そこで大切なことは、「とりあえず」目的を決めること。
  • そして文字に書き、みんなに説明すれば、自分が何かを感じます。
  • 自分でも「なるほど、そうかも」と感じれば、順調です。
  • 違和感を感じたら、自分自身に「なぜ(why)」と問い、その理由を考えればいいことです。
  • だから、「目的がわかりません」などと決して言ってはいけません。
  • 誰が何と言おうと「自分自身の納得」を大切にすれば、変化しても仕方ありません。
  • 「本当の目的」でなくとも、「最新版の目的」さえあれば十分です。

コメントを残す