自分の頭にタグ付けすると

緊急事態宣言が求める「外出を8割減らすこと」に挑むため、外出は土曜日の笑恵館勤務だけにして、ひとまず85%削減を実現した。

すると、自宅作業と生活の分離から、部屋の片づけが始まって、仕事のデータや保管資料の整理で終わらずに、洗面所やユーティリティの片づけ、衣類の断捨離と収納のシステム化、そして防災用具の点検整備に及ぶかつてない大掃除をしてしまった。

そしていよいよ仕事に集中できると思いきや、パソコンの中がとっ散らかっていることに気付き、データの仕分けやバックアップなどを行い、座る作業と立ち作業ができるようデスク回りも設営した。

ここまでたどり着いたのが4月の下旬で、いよいよ何もできない大型連休を迎えるそのころ、僕は大きな忘れ物を思い出した。

それは㈱なのにのサイトに綴り、このメルマガでも紹介している「ブログ記事」のこと。

ついに僕は、この連休を、ブログ記事のリストラに充てる決意をした。

2013年ころ、過去のHTML形式からワードプレスに乗り換えてからというものは、様々な気づきや思い付きをブログ形式で書きおろし、テーマごとに様々なサイトを作り、そこにばらばらと掲載してきた。

だが、2015年4月から「ほぼ週刊松村拓也のメールマガジン」を発行するようになってから、テーマごとにサイトを分けて投稿するのをやめ、すべてを㈱なのにのサイトに投稿するようになったようだ。

その結果、自分でも何が飛び出すやら判らない、順序やジャンルにとらわれない勝手な記事が溜まり始め、収拾がつかなくなってきた。

投稿の中にも「サイトリニューアル」という記事が3回現れ、その都度固定ページの構成やブログ記事の分類を変化させてきた。

サイトの目的は、僕自身の活動とその記録を発信することなので、僕の名刺の記載事項もこれに連動して変化する。

名刺裏面の履歴を見ると、その変遷がよくわかった。

だが、こんな試行錯誤もいい加減に終わらせたいという思いとの戦いに、勝手ながら今日はお付き合い願いたい。

まず、ブログ記事はこれまでもこれからも、どんな記事が飛び出すかまるで見当がつかない。

これは、僕が起業というチャレンジを続ける以上、未知の課題や新たな答えに挑むのだから当然のことだ。

僕はこれまで、この分類により「読者を読みたい記事に誘導しよう」とばかり考えていた。

だから、読者のニーズを想定したり、求める答えを分類したりしたために、記事の内容や結論がいつも制約を受けていた。

書いたブログを後で読み返すと、せっかく面白いことに気付いているのに、つまらない結論を述べていてが狩りすることも少なくない。

僕のブログは、自分の気づきや発見が、行き詰まりを打破したり、新たなビジネスや課題解決の手掛かりにすることだ。

そこで、これを「どうするか(how)」ではなく、「何(what)ができるのか」を考え、たどり着いた答えが今日のテーマの「タグとカテゴリー」というわけだ。

タグとは「付箋」のことで、文章の中のキーワードに印をつける機能のこと。

カテゴリーとは「見出し」のことで、文章を自由に分類できる。

ブログという情報源に用意された二つの仕組みは、文章の中身と外見で分類する、「片付けの基本セオリー」のようなものだ。

これを、書いた側の思いや目的で分類するのでなく、読む側が感じることで分類できないか。

つまり、僕自身がすべての投稿を読み直し、「なるほどそういうことか」という気づきを分類できないかと考えた。

まず初めにやったのは、とにかく古い順にブログを読み返すことだった。

350件近くあるブログ記事を読み進めるうちに、頻繁に出てくるキーワードがあることに気付いた。

そこで、指定したキーワードをすべての記事から探し出し、キーワードが含まれる記事にタグをつける「自動タグ」という機能を使い、多用されているキーワード探しを繰り返した。

その結果、見つけた多用キーワードのベスト5は次の言葉と分かった。

順位キーワード掲出数
1195
2社会188
3世界177
4地域144
5言葉144

これを見て、僕は自分の頭の中で、いかに世界・国・社会・地域を言葉で理解しようと奮闘していることが、とてもよく分かった気がする。

だが、僕が皆さんに伝えたいのは「僕のこと」ではなく「書いてある内容」だ。

どこにでも頻繁に出て売る言葉など、何の道しるべにもなってくれない。

そこで、次は、他のキーワードと重複せずに何度も現れるキーワードを探し始め、次の言葉にたどり着いた

キーワード掲出数ユニーク数
9123
7015
9512
8111
606

掲出数とはキーワードが含まれる記事の数、そしてユニーク数とは他のキーワードが現れない記事の数。

つまり、最も多くそれだけ現れたキーワードが、なんと「なのに」だったんだ。

僕はこのことに気付いた時、めっちゃ感動した。

さらには、僕の大好きな言葉「面白い」や、僕の活動拠点の「笑恵館」が続き、その後「起業」と「破たん」が続くなんて、まさにこれらは僕個人を見事に表現しているじゃないか。

そんなわけで、自動タグ機能を使ったキーワード探しは、意外な現実を見せてくれた。

ちなみに、上位5つに続くキーワードは、むしろユニーク数が少なく、他のキーワードとの組み合わせが様々に変化する。

なので、全数がすくなく、ユニーク数が1件や2件の場合は、その言葉を別の言葉に置き換えて、キーワード検索にかからないようにしている。

また、このやり方だと100以上の記事にあるキーワードにはタグ付けしないので、タグ=キーワードの無い記事もできてしまう。

そこでそれらの記事を読み返し、加えるべきキーワードを文中に盛り込む作業をしているところだ。

こうして、タグ付けの作業が、記事内容の修正につながる仕組みを生み出すことができたことがこの記事の結論だ。

話が長くなったので、カテゴリーについては又にする、ではでは!