オンラインサロンのご案内 1609

では、「あなたのやりたいことを実現する」ために一番大切なことは、「それが実現した時の様子を具体的にイメージする」ことだと確信しています。そのイメージこそがあなたの目的であり、そうなることがあなたのであり、そうなるためにすべきことがあなたのビジネスです。きっとあなたは、「それが解れば苦労はしない」と思うことでしょう。しかし世界中を探しても、あなたのやりたいことをイメージできるのは、あなたの他に誰もいません。だから僕は、何としてもあなたにそのやり方をお伝えしたいと思い、まつむら塾を始めました。その方法は、これまでの僕自身のチャレンジと、多くの支援活動の中で確立したものです。今日はその経緯を少しお話ししたいと思います。

具体イメージを描くには、現実世界を説明するのに必要なことを網羅する必要があります。そこで役立つのが5W1Hと言われる6つの疑問詞です。5W1Hとは、why、what、how、who、where、whenの6つの疑問詞のことですが、僕はこれらを次の2つのグループに分けて使います。

1.whoだれ、whereどこ、whenいつ

2.whyなぜ、whatなに、howどうやって

まず1番目のグループの疑問に対する答えは、人間、空間、時間となり、これらは「世界のこと」を表す言葉だとわかります。実際に、「いつ・どこで・だれが」の3つがそろえば、現実世界のことはすべて客観的に説明できます。これに対し、2番目のグループは、「なぜ」の答えは「理由」、「なに?」の答えは「名称」、「どうやって?」の答えは「方法」で、これらは一つの答えではなく人によって様々に異なる「自分のこと」を主観的に表す言葉です。

このように、現実世界を説明するには、世界そのものを示す「人間、空間、時間」だけでなく、その「理由、名称、方法」が必要ですが、実際に実現した後であれば、これらを説明するのは簡単なことです。しかし、まだ実現どころか、あやふやで不足だらけの段階では、これら全部を説明するのは困難です。そこで、すべてを一度に答えるのでなく、できるところから答えを埋めていきます。埋める答えは適当な、あてずっぽうで構いません。答えを埋めたらそれをじっくり読んで、イメージを膨らませ、それでいいかどうかを自分の心に尋ねます。その判定ができるのは、世界にただ一人あなた自身しか存在しません。

このやり方の良い点は、一人で閉じこもらなくても、仲間とワイワイやることも、僕とメールでやり取りしながらでもできることです。誰が見つけた答えだろうと、その適否を判断するのはあなたです。あなたがよいと言えばよし、ダメと言えばダメです。こうすれば、答えが出来上がるのは時間の問題です。その答えで良いかどうかはあなたにしかわかりません。その答えが実現するかどうかは、やってみなければわかりません。そして、それが成功かどうかも、本当はあなたにしかわかりません。

あなたがもし、本当に自分の願いを叶えたいと望むなら、その願いがかなった姿を5W1Hでわかりやすく説明することから始めましょう。もしも途方もない大きな願いや、長い時間のかかりそうな願いであれば、その実現のために必ず通らなければならない通過点をイメージし、その実現を目指します。もしもなかなか答えが見いだせず、5W1Hが揃わないときは、とりあえずの答えを作り実行しないと、時間だけが過ぎていきます。答えが正しいかどうかは、あなたにしか判りませんし、判ったとしても、やり始めてから変わることもしばしばです。とにかく「やらないでいること」が、一番無意味で無駄なことです。

これまで多くの人が、このやり方で自分の目的を描いてきました。でもその結果、実は半分の人が実行せずに辞めています。目的が明確になる瞬間というのは、周囲の人にもはっきりわかりますが、半分の人がその瞬間「失望の表情」に変わりました。それはなぜかと本人に聞くと、「こんなはずじゃなかった、もっと素晴らしい夢だと思ってた・・・」と言うんです。これは大切な気づきです。実現する価値のない夢を、そうと知らずに追い求めていたことに気付くのも、自分自身にしかできないことです。そして、その失望は次の瞬間「そのことに気付くことができた喜び」に変わります。その時すでに、心は次の目的を求めて動き出していることでしょう。

今回オンラインでスタートした「事業目的の作り方」は、まさにこのエピソードが再現される場となります。自分のやりたいことに挑むのに、何の制限も制約もありません。

Liberty of Business

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