6.プロジェクト

知恵と工夫とおせっかい心

私たちの活動拠点・東京都世田谷区砧(きぬた)エリアでは、笑恵館→おおがいさんち→さくまさんち・・・と、「住み開き」に挑む大きなお家が各所で誕生しています。あえて個人宅を所有者の都合や希望に合わせて、できる範囲で開放していくことにより、公共に依存しない市民独自の顔の見える地域内交流が広がりつつあります。でもその実現には、私たち日本土地資源協会が事務局として裏方の作業を行うことも欠かせません。そこで、今の段階から事業ソースを公開し、他の事業者との連携を模索したいと思います。まず手始めに、先日生活クラブ・東京の事務局の皆さんを笑恵館にお招きし、次のようなご提案をしましたので、その内容をご紹介します。

【住み開きネットプロジェクト】

世田谷には、高齢者だけが暮らす大きな邸宅がたくさんあります。せっかく元気で暮らしていても、やはり家族が少ないのは寂しい上に不用心です。売却や賃貸などしたくはないが、使いきれない部屋がもったいない。中には、ご近所さんや若い人たちがうまく使ってくれたら、どんなにいいだろうと思う方もいらっしゃいます。一方で、地域に根差す様々な活動を展開する生活クラブでは、新たな取り組みを生み出す小さなスペースを身近な場所に必要としています。大きなお家の余った部屋や庭先などで活動ができたら、どんなにいいだろうと思います。

「住み開き」とは、自宅に住みながらプライベートな空間の一部を、地域の人などに開放すること。親しいご近所同士だからできる、心豊かな取り組みです。砧のまちでは、「笑恵館」「おおがいさんち」などの事例が次々と生まれています。そこでこの度、生活クラブ・東京では、世田谷区内全域でこの取り組みを推進することにいたしました。従来の組織や行政では手の届かない分野での、新たな市民の取り組みを産み出すとともに、その実践の場として、住み開きを推進したいと思います。

 

■事業概要

1.地域ビジョンの作成

2.市民事業の育成・空き室活用プランの作成

3.住み開き世帯の募集活動

4.住み開きマッチング

5.住み開き予約管理

6.住み開き運営事業

 

企画・運営 生活クラブ・東京 企画協力 日本土地資源協会

 

■参考事例

笑恵館                  世田谷区砧6-27-19           http://shokeikan.com/

砧むらOBK         世田谷区砧4-27-4             http://land-resource.org/obk

さくまさんち       世田谷区砧5-23-7             http://land-resource.org/sakuma

 

■関連事業(日本土地資源協会)

住み開きネット事業(仮予約システム)            http://land-resource.org/progrum/openliving

大きなお家(コンサルティング)                      http://land-resource.org/bighouse

みんなのビル(コンサルティング)                   http://land-resource.org/ourbuilding

 

2016年07月12日                          一般社団法人 日本土地資源協会

東京都世田谷区砧6-27-19 笑恵館

代表理事 松村拓也

 

なお、詳細な内容については、直接ご説明差し上げたいので、地域社会での事業創出を目指す「ソーシャル事業者」の皆さんからのお問い合わせをお待ちしています。そしてもう一つ、これから行政の助成などを受け、ソーシャル事業を立ち上げようとお考えの皆さんにも、この事業に関するご説明を差し上げたいと思います。というのも、まずは自力で事業を立ち上げてから助成などの活用を考えるようにしないと、「助成金ありきの事業構築」では決して事業継続は望めないからです。はじめに必要なのは、「知恵と工夫とおせっかい心で、お金がなくても成立する事業」だと思います。そんな話を聞きに、是非とも笑恵館にお越しください。