20160625

僕は、プロジェクトを始める時は、いつも同時にWEBサイトを立ち上げる。そもそもプロジェクト名を決める時は、ググっても出てこない言葉を選び、WEB上の独自性を意識している。「土地資源」も「ランドリソース」もWEB上でほぼ皆無な言葉であることを確認したので、現在どちらも確実に検索1位となっている。でもこれまで、このページを宣伝し、誘導するようなことはしてこなかったのは、このページが未完成だったから。というか、どんなページにすべきかわからず迷走中だったというのが正しい。でも最近、ようやくその方向性が見えてきたので、急いでリニューアルすることにした。今日はその説明と宣伝をしたい。

2012年5月、起業相談として僕を訪ねてやってきた田名夢子さんから、今の笑恵館構想を聞くうちに僕自身がその可能性にのめり込んでいき、9月1日には「一般社団法人 日本土地資源協会(以下[LR]と略す)」を設立した。その時点で[LR]の内容がすべて決まっていたのだから、いかに猛スピードで事業を立ち上げたか想像できると思う。そして、その時考えた構想や、その実現の仕組みをまとめて、まさに「企画提案書のようなHP」が誕生した。しかし笑恵館の実現無くして、この協会は存在し得ない。笑恵館の立ち上げに全力を注ぐために、[LR]は事実上休眠状態となり、今度は「笑恵館HP」の試行錯誤が始まった。そして2014年4月、笑恵館はようやくオープンし、その運営が始まった。[LR]のHPが「単なる企画書」から「実働する会社案内」へと変化すべき時が来た。

次のチャレンジは、笑恵館を公益事業として、それを担う[LR]が公益法人となることだ。これが実現すれば、やがて笑恵館を[LR]に寄贈することで、田名さんの夢である「笑恵館の世代を超えた存続」が実現できる。そして、自分の土地資源を地域社会のために永続的に活用したいと望むのに、行政から寄付を断られる多くの土地オーナーに対する民間の受け皿となることができる。そのために、田名さんから笑恵館のすべてを[LR]が借り受けて、[LR]自身がオーナーとなる事業スキームを実現した。これを引っ提げ、2015年2月には内閣府に公益認定の電子申請を開始したのだが、公益認定が確定するまでは、このスキームを公表する気にはなれなかった。

案の定、内閣府との協議が進むにつれ、申請した僕たちのスキームが壮大で、煩雑な事務処理を伴うことが分かってきた。笑恵館だけにとどまらず日本中の要望に応えるため、僕らの話はいつしか大風呂敷を目いっぱい広げていた。このまま協議を進めるには、それに必要な体制を整備せねばならず、僕は潔く撤退を決め、申請を取り下げた。僕の目指す「必要なのに誰もやらないこと」は、ここでは「公益法人の体制づくり」ではなく、「新たな公益事業の創出」だ。僕らは一度頭をリセットし、仕組みづくりよりも実績づくりを目指すことに方向転換した。具体的には、LR保有事業(笑恵館)以外は、ひとまず個人プロジェクトとし、[LR]の仕組みや名義を必要とする事業が浮上してくるのを待つことにした。

僕はこれまで、「[LR]の事業が複数になれば事業イメージが見えてくるはずだ」と語ってきたが、それは第2、第3の笑恵館が生まれることかと想像していた。しかし、笑恵館の立ち上げには自発的な田名さんですら2年を要しているのに、次の候補者を説得してたら何年かかるかわからない。実のところ僕は内心途方に暮れていた。だが実際には「違う答え=[LR]を必要とする別のスキーム」が、なんと複数見えてきた。それは「住み開きネット」と「オーナーシップクラブ」であり、決して第2、第3の笑恵館ではなかった。2つの新事業と、LR保有事業(笑恵館)を合わせた3つに事業が、新しいHPのイメージを一気に膨らませてくれた。従前型のビジネスでは対処できない個別の個人プロジェクトが、[LR]の仕組みを活用することでその実現を加速する。

こうしてHPは下記の5ページに集約することになった。

1.トップ    INDEX、更新情報、新着情報
2.プロジェクト 当協会が現在取り組んでいるプロジェクトと
3.ライブラリー 当協会の取り組みついての解説した展示やパンフレット
4.レポート   当協会の取り組みに関する報告
5.協会のご案内 当協会の仕組みや参加方法について

新サイトは、枠組みだけ整備して、中身はスカスカでも構わずリリースした。だから「早速見に行ってください」とは言わない。でも、混とんとした内容が整備されていくプロセスに興味があれば、時々覗いてくださってもいいと思う。そして、個別のページが整備されるたび、このメルマガでもお伝えしたい。ページアドレスは「http://land-resource.org/」、検索ワードは「土地資源」もしくは「ランドリソース」で。