確定申告をしよう②

確定申告とは、1年に一度収支を確定し、税金を支払って精算することです。人間であれば所得税、法人であれば法人税を支払うのが日本のルールです。今「日本では」と言いましたが、これは国によって違います。例えばケイマン諸島などのタックスヘイブンと言われる国では法人税は無いので、決算の必要はありませんし、株式会社を登記しても株主名簿を提出する必要もありません。その結果金持ちが出資して会社を作り、その株を子供などに自由に譲ることができます。スイス銀行が、預金者の個人情報を秘匿してくれるのと同様に、この仕組みを目当てに世界のお金が集まっています。おっと、脱線してしまいましたが、今日の話は決算です。

よく個人と法人のどちらがいいかと聞かれますが、法人は決算時期を自由に決められるメリットがあります。個人は12月31日決算で、2-3月に申告ですが、法人は自由に決めた決算日から2か月以内に申告すればいいのです。これを悪用する人がいて、例えば決算期をずらした2つの会社で利益や損失、貸し借りなどをやり取りしています。決算日直前に取引したことにして移してしまえば、決算書には何も出てきません。だから今では、100%支配する連結子会社の決算日はすべて親会社と統一しなければならなくなりました。

会社の給与からは年金や保険などが天引きされますが、それらは控除の対象にもなっていて「得した気分」になるようにできています。しかしこれらはすべて、国が考えた集金システムです。保険や年金を会社が半額負担すると言いますが、そもそもその分引かれているだけのことですし、税金が控除されるのは、そもそも国が負担すべきことだからです。厚生年金と国民年金の違いは、定年の有無の違いであり、国民年金加入者はもともと「一生働くこと」が前提となっています。自分で起業するとそれがよくわかります。我々が得をしていることなどどこにもあるはずがありません。

会社が年末調整をするのは、個人と会社の決算期が違うケースが多いからですが、多くの人が「会社がやってくれる」と考えています。でもおかげで税金のことを知らない人が増えてしまい、そのからくり、社会の仕組みに疎い人が増えています。僕はそんな状況に危険を感じます。ニュースで暴かれる悪事や不祥事は、一部の悪人の仕業ではなく、大多数の人たちが関わる社会の仕組みです。そんな社会に嫌気がさして、目を空けて耳を澄まして生きていく人たちが、新しい時代を作り始めているのではないでしょうか。

 

■よろず相談の日@笑恵館

日時:毎週木曜日の10-21時

場所:笑恵館

内容:起業・創業に関するよろず相談、各種セミナーの開催

講師:松村拓也

費用:新規相談は何でも無料、セミナーは下記参照

http://nanoni.co.jp/service/service02/

申込:①お名前、②ご希望 を添えて、このメールに返信してください

 

■ビジーネス教室@笑恵館

日時:毎月第4金曜日の18-21時

場所:笑恵館

内容:ビジーネスリーグの仕組み、エントリー方法、個別指導などの他、よろずアドバイスします

講師 松村拓也

費用:一般:1,000円、初回参加もしくはエントリー者:無料

申込:①お名前、②ご希望 を添えて、このメールに返信してください

 

※ビジーネスリーグと(株)なのに事業の普及を目的としますので、エントリー者を優遇し、受講中にエントリーなさった場合は、受講料を返却します。気軽にご相談ください。

 

 

■出張開催

5名以上の受講者が集まれば、出張開催いたします。(交通費は相談)

 

ビジーネスリーグのWEBサイトはこちら

http://coupler.or.jp/league/

 

お問い合わせ、お申し込みをお待ちしています。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。