未来を詫びる

先日、三谷幸喜の話題作「清州会議」を見てきました。

信長亡き後、いよいよ秀吉が勝家を抑えてトップに躍り出る有名な話ですが、私が唸ったのはその後日談です。

会議を終え出発する勝家を、秀吉は土下座して見送りながら非礼を詫びるのですが、頭を上げてつぶやいた言葉は「1年以内に勝家を滅ぼす」だったとか。

人は案外過去のことを詫びているのでなく、未来の仕打ちをあらかじめ詫びるのかもしれないと、僕は気付きました。

とか、チャレンジとか、その実態は野暮ったくカッコ悪いことだらけです。

したり、間違ったりで、謝ることもしばしばです。

でも、私たちが挑むのは、過去ではなく未来です。

カッコいい未来のためなら、カッコ悪い今日を笑い飛ばしましょう!