abano10月13~14日、新潟の阿賀野市に行ってきました。イベントタイトルはなんと「松村拓也講演会」…実はこんなの初めての体験でした。

阿賀野出身の19歳の若者が私を訪ねてやってきたことがきっかけで実現したイベントということで、現地では主催者のS君とその仲間の大学生たちの出迎え。阿賀野のまちをぐるっと案内していていただいた後、夜は社会人のスタッフも集まって一杯やりました。これまでは、地方の都市から招かれると、必ず地域の団体や行政の関係者が対応してくれましたが、今回はそういう顔ぶれは見当たらず、すがすがしいというか、私ものびのびした気分で打ち解けることができました。

最近政令指定都市になった新潟市は寄せ集め的な合併を繰り返したようですが、そのベットタウン的な存在でもある阿賀野市も、合併で生まれたまちです。そこで、集まった皆さんに、夕張市の話を聞いていただきました。それは私が内閣府の依頼を受け、破たん直後の夕張に乗り込んだ時のことです。当時の夕張市は、総務省に再生計画を提出するため、あがいていました。破たんとは、借金の減免以外に解決策が見いだせない状態です。しかし、夕張市といえば、かつては日本を代表する炭鉱都市として隆盛を極めたこともありました。

そこで、その隆盛のピークを知り、目指すべきことは何かを考えることにしました。夕張市の歴史を紐解くと、そのピークをはっきりと特定することができました。それは、昭和28年夕張市東部の「鹿島・南部地区の分離独立問題」で、住民投票で可決された分離独立を、市議会が1票差で否決したという出来事です。つまり、分離独立こそが、地域が最も活性化した状態の一つだということです。

行政も企業も合併に明け暮れる現代が、いかに活力を失った状況か、そしてそれは個人レベルにも及んでいることを私たちは知るべきです。活力とは、豊かであることよりも、自立していることを必要とするのではないでしょうか。その自立を阻むものがあるとしたら、それは何か? その邪魔者をバクハツさせること、言い換えるとチャレンジしない言い訳を爆破するため、「阿賀野バクハツプロジェクト」を提案してきました。

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